「日本製」と「中国製」の主な違い。
こんばんは
ゆめ処です。
第一回記念すべきこちらへの投稿は、今何かと話題を呼んでいる「中国製品」。
食品だけじゃない、家具分野においても
販売員からみた知られざる実態をお伝えいたします。
あくまでわたし個人の観点からみた実態なので、他販売員さんと意見の異なることがあるかと思いますが、大目にみていただけると幸いです。
今現在の家具メーカーにおいて
正直「国産」って謳っていても、実際のところ「純日本製」というのはほんの僅かだと思います。それはなぜか?
材料から、加工・磨き・仕上げなどを全部国内で行うと、馬鹿高い商品になります。
日本人はただでさえこだわりが強く、細部までこだわるので、人件費も高くなるのも1つの理由となっております。
そういった商品が「カリモク」「飛騨高山」「浜本工芸」などといった日本の誇る家具メーカーとなっておりますよね?
- では一般的に「国産」と謳っている商品は、実際に日本で作っていないのか?
正確にいえば最終段階の仕上げを「日本」で行っているものは、「国産」と表示しております。だから、材料は日本ではなかったり、加工は中国やベトナムなどでつくり、日本で磨きや仕上げを行っているのが残りの大半となっております。
ですがここで誤解して頂きたくないのが、外国の加工場には必ず専属の日本人スタッフが数十人在住しております。
現場の監督を務め、不備がないよう必ず最終確認を行うのが現地のスタッフの責任です。
そしてさらに、その商品が日本についてから、届いた時点でさらに不備がないか・安全かを調べて、最終加工段階に移ります。
仕上げを日本で日本人が行うので、外観も綺麗ですし、クレームも本当に少ないです。何かあってもすぐ保証が聞きますし、耐久性も抜群なので安心してお使いいただけると思います。
食品衛生面の問題から、食品の原産国の表示が「中国製」と書かれてあると、皆が敬遠する現象が全国各地で発生しておりますが、現に今家具でも「中国製」と聞いた途端購入をやめる方が多くなりました。
たしかに私たち販売員も強くおススメすることができません。
なぜなら
- クレームが多い
- 中の構造が荒んでいる
- レザー張りだと剥離しやすい
- 壊れても保証が効きにくい
- 長く持たない
本当は私たちもここまで悪く言いたくはありません。
でも現実、外見ではわからないことが、購入して2年ぐらいでこの実態に驚愕し悲観されるお客様を何人も見てまいりました…。
輸入品のソファーは「安い」し「デザイン」も案外こってますが、
ただ「長くは持たない」ことを分からないで購入するかたがほとんどです。
業界では外国製のソファーなんかで「特価¥29,800!!」とかで販売しておりましたら、だいたい2年で悪くなると思ってます。
「¥19,800」なら1年です。値段に相応して年数がだいたい決められます
ちなみに国産のソファーは「¥29,800」ならものによりますが、だいたい5~6年。「¥19,800」なら3~4年ぐらいで見ております。
だから必ず「何製ですか?」と店員に聞くのがおススメです。
教えてくれない店舗は怪しいと思ってください。
家具も「中国製」と聞けば売れなくなるようになり、早い会社は「中国」から「ベトナム」や「インドネシア」などに工場を移すようになりました。実際現地の工場を見たメーカーの人間は「清潔感」の違いに驚いてきます。東南アジアの工場は本当に綺麗で、現地のスタッフも丁寧に仕上げてくれるので、同じ「外国製」でも耐久性に大きい違いが出てきます。
外国製の商品で一番クレームの多いのが
- レザーの剥離です。
剥離とは、レザーが劣化しぽろぽろと剥がれ落ちることです。
まずレザーの種類から違います。
これはまた後日お伝えいたしますが
購入するならぜひとも「布張り」をおススメしたいです(-_-;)
まーすごいんです…この剥離が…。
今度写真お見せいたしますね!
さてだんだん眠くなってきましたので
最後に「外国製の商品を買うなら」
- レザー張りより布張り
- ちゃんとした販売店で買う(何製かちゃんと答えるところ)
- 引っ越しの多いご家庭(家具は移動に弱いです)
- 子供とかまだ小さくて、長い目で見てない場合
- ペットのいるご家庭
- 長い目で見てない場合
あまりにも安すぎたら怪しいと思ってくださいね!!
以上 第一回目の投稿でした。
お休みなさい…zzz